FXの注文にはもう少し複雑な「IFO(アイエフオー)注文」という注文方法があります。IFO注文とはIFD注文とOCO注文を組み合わせたものです。
例えば、「1ドル=100円」のとき、IFD注文では101円になったら指値で買い、その後98円になったら売るといった、指値に対しての決済注文ができました。
OCO注文では既に100円で買ったポジションに対して、101円になったら利益確定の売り、99円になったら損失限定の売りといった、指値と逆指値の注文ができました。
IFO注文では「1ドル=100円」のとき、101円になったら指値で買いで、102円になったら利益確定の売りで、損失限定の99円で売りができます。
1つの決済注文が行われると、もう片方の決済注文は自動的にキャンセルされます。102円で売れたとしたら、99円の売りはなくなります。
つまり、IFO注文はIFD注文の決済が成立後にOCO注文に切り替わると同じことです。
新規注文を出すと同時に、決済注文が出せますので、為替レートが予想通りに上がれば儲かりますし、逆に下がっても損失を極力抑えることができます。
IFO注文は新規の買い、利益確定の指値売り、損失限定の逆指値売り、もしくは新規の売り、利益確定の指値買い、損失限定の逆指値買いの3つの数値を入力できるので、あとは相場が予想通り動くのを待つだけになります。
成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFOの6つの注文を使いこなすことになりますので、ここでもう1度だけ、整理をしてみます。
| 成行注文 | 価格を指定せずに市場の成行きに任せます。100%約定する反面、キャンセルができません。 |
|---|---|
| 指値注文 | 指値が厳しいとなかなか約定しないときがありますが、売買したい価格をピンポイントで指定できます。 |
| 逆指値注文 | レートが上がったら買い、下がったら売るといった注文方法でロスカットに使います。 |
| IFD注文 | 最初の指値注文が成立したら、自動的に次の決済注文ができます。利益確定か損益限定で使用します。 |
| OCO注文 | 現時点のポジションの対して、指値注文と逆指値注文を同時に出せます。予想しにくいレンジのときに有効です。 |
| IFO注文 | 買いか売りの指値注文をすると同時に、利益確定か損失限定の決済注文を仕込みます。 |
メジャー通貨のスキャルピングでは「成行注文+逆指値注文」をセットで行い、他の注文は使いません。逆にマイナー通貨を売買するときは必ず指値で注文します。
IFD、OCO、IFOは寝ている間に予想と逆になってしまったときに有効な注文方法です。経験上、IFD注文はあまり使わず、IFO注文を良く使います。OCO注文はポジションを持ち続ける中期トレードをしているときに、たまに使うことがあります。
24時間動く為替市場だからこそ、注文の使い方はしっかりと覚えたいです。FXの注文方法のメリットは、パソコンに張り付く時間を減らせることです。
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