為替レートの動きを時系列で示すグラフが「チャート」です。大抵は縦軸に為替レートの値を、横軸に時間をおきます。

右向きに見ていくと、為替レートが時間の経過とともにどのように変化したのかがわかります。株や商品先物の価格変動でもチャートで表すのが一般的であり、FXのチャートだから特別に何か違うというわけではありません。
為替レートのチャートは、FX会社のサイトやツールで無料で確認できます。たまに「未来を予測できるのがチャートである」と言われることもありますが、予測というより現状を分析しているのみです。
未来は今までチャートが描いたパターンで自ら予測します。チャートで予測することを「テクニカル分析」と呼びますが、これはスキャルピングなどの短期決戦を決める際には特に有効です。
中長期的な予測になると、政治や経済の状況、天候までも総合的に踏まえて、現在の為替レートが割安か割高を考える「ファンダメンタルズ分析」が必要となります。
また、チャートにもいくつか種類がありますが、その全てが直近の影響力を元にグラフを算出し、チャートを作っています。チャートを分析することで、これからの為替レートの動きを予測して、取引のタイミングを考えるのがFXで基本です。
チャートは右下のような「ローソク足」が連なってできています。このローソクは上にだけ芯が飛び出ているのではなく、上下に芯があったりします。
芯の上端が高値です。ローソク足の対象となる時間内についた最高値です。逆に芯の下端は安値で、時間内で最安値となります。
この芯は「ヒゲ」と呼ぶのが一般的です。上側の芯は「上ヒゲ」、下側の芯は「下ヒゲ」という名前がついています。
このヒゲは高値と安値を表しますので、その時間内でどのくらい変化があったかが一目でわかります。
さらにローソクは白と黒に分かれ、開始時の為替レートを表す「始値」、終了時の為替レートを表す「終値」があります。先に登場した高値、安値と、終値、始値の4つを合わせて「4本値」と呼びます。
白いローソクは下端が始値で、上端が終値です。為替レートが開始時より上がって取引が終了したことになります。このようなローソク足を「陽線」と呼びます。
黒いローソクは下端が終値で、上端が始値です。終値のほうが安いため、為替レートが開始時よ下がって取引が終了しています。このようなローソク足は「陰線」と呼ばれます。
また、ローソク足とはある時間内の変化を表しますが、その時間が1日だと「日足」、1ヵ月だと「月足」と呼びます。時間を短くすれば、4時間足、1分足、逆に1年足も存在します。
ここで紹介したチャートはローソク足を並べただけのシンプルなチャートですが、移動平均線、一目均衡表、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、DMIといった、分析結果を反映させた高機能チャートが他にもたくさんあります。
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