5つのリスクをしっかり認識

FXで稼ぐテクニック

為替変動リスクはロスカットで回避

FXとは貯金ではなく投資ですので、為替レートが上がったり下がったりします。これは儲ける要素でもありながら、常にリスクにさらされている状態です。

利益と損失は隣りあわせですので、利益を得たいなら損失するケースも学んでおきましょう。その上でリスクに対する回避策も一緒に勉強していきます。

まずは為替相場ですが、レートの動きはとても速いです。しかも、24時間休むことなく変動します。自分の予想通りの動きをすることは、最初のうちは少ないはずです。

予想とは反対側に大きく動きをしたときは、損失が必ず発生します。FX会社には「FXは元本が保証されたものではありません」と書かれているのはこのためです。

実は長期的に見れば、損切りのほとんどは無駄になります。為替は波打っていつかは戻る可能性が高いからです。しかし、その戻りが5年以上先かもしれません。

さらに二度と戻らない可能性も否めないです。小さく9回勝っても、大きな1回の負けで全ての利益を失わないように、新規注文と同時にロスカット注文もつけるとリスク回避できます。

金利変動リスクは通貨ペアで回避

FXとは二国間の通貨を交換する金融商品ですが、同時に金利の交換もしています。そのため、保有するポジションを決済しない限り、通貨間で発生した金利差であるスワップポイントの授受が発生します。

各通貨の金利は、政治、経済、天候などのあらゆるものから影響を受け、1ヵ月おきくらいで変化します。今まではスワップポイントで得をしていたのに、ある日から急に利益が少なくなったことも経験するはずです。

2008年9月のリーマンショックの影響で、各国の政策金利が約3~5%も下がりました。ほとんど変化がないのはこれ以上下げられない日本くらいなものです。

今ではちょっとずつ回復してきたものの、当時、高金利の外貨に積極的に投資していた人は、予想したスワップポイントよりも1/3以下に下がってしまいました。

高金利外貨の中ではオーストラリアドルなどは安定性があるので、そこまでリスクは潜んでいませんが、金利15%以上の新興国の通貨は不安定です。

確かに南アフリカランドだけで100%を超えるスワップポイントを得たツワモノもいるそうですが、初心者が真似できるような方法ではありません。スワップポイント狙いであれば、高レバレッジで大量購入することは避けましょう。

レバレッジリスクは低設定で回避

FXとは全ての人に無条件に適している投資ではありません。その人の取引目的、経験、知識、投資方法、資産状況、財務計画などで、使うメリットが変わってきます。

同じく「レバレッジが便利だ!」と感じる度合いも、個人のステータスによる影響が大きいです。余剰資金がないのに「口座にある100%の資金を全投資!」では、レートが少しでも意に反した動きを見せれば、取引終了となってしまいます。

高いレバレッジは短期トレードであり、確信の度合いが高く、3%くらい損をしてもロスカットされない幅で使います。

数ヵ月後に何が起こるかわからない状況で、数十倍のレバレッジで膨らんだマネーを長期で放置することはかなり危険です。短期トレードで1日に動く上がり下がりで利益を生み出すのが、レバレッジを活用できる方法です。

24時間では最大値でも3円程度しか動きません。現在「1ドル=100円」だとしたら、97~100円の間のトレンドを捕まえて、スキャルピングをします。予想に反したら速攻で損切りを行いましょう。

高いレバレッジでは「いつか戻るだろう」はナシです。ポジションを持った後に予想がハズれた時点で、その後の予想もハズれる可能性のほうが高いです。

電子取引リスクは複数口座で回避

FXとはネット上で行われるため、対面や電話での取引ではありません。そのため、ネット特有のリスクに遭遇することがあります。

デイトレードでたまに経験するのが、誤った入力をして決定してしまう入力ミスです。希望通りの注文ができないどころか、望んでもいない注文が発生してしまうこともあります。こればかりはミスをしないように、目視で確認するようにします。

今でこそ安全度が増しましたが、セキュリティ問題も意識したいです。IDとパスワードを大切に管理するのは当たり前ですが、口座番号、メールアドレス、ログイン名、などの個人情報が第三者に知られると、悪用されて被害を受けることもあります。

また、FXでは急なシステムダウンで取引がコントロールできなくなることもあります。大手の各FX会社のサーバー稼働率は99.9%以上ですが、システムダウンとまでいかなくても、アクセス集中で取引の遅延と停止は何度か経験したことがあります。

逆に自宅のパソコンとネット回線がダメになる確率のほうが高いので、IFO注文などで常に大きな損失を食い止めることが有効です。

さらに成行注文で起こりがちなスリッページも無視できません。スリッページで紹介しましたが、為替レートは急激な増減を起こすこともあるため、希望レートよりスベることがあります。

例えば。「1ドル=100.003円」のビットが、99.993円になることがあります。この原因はタイムラグであり、スリッページを完全にゼロにするのは無理です。そのため、スリッページの許容範囲を設定できる各FX会社を選びましょう。

信用リスクは信託保全で回避

健全なFXの環境を構築しようと、2005年に金融先物取引法が改正されました。これにより体力のない零細なFX会社が減ったため、資金を預ける際の安心感が出ました。

しかし、余力のある悪徳業者は残ったままで、投資家から集めた資金の管理がずさんなケースも跡を絶たなかったです。

中には倒産後でも投資家に資金を返還しないFX会社もあります。今でこそ、このようなニュースは少なくなりましたが、2009年でも何件か被害が挙がっています。

悪徳業者を避ける方法の1つとしては、バックに資本力のある親会社があるかどうかが目安です。伊藤忠グループのFXプライムのような大手の証券会社や商社の系列であれば安心です。

ベストはお客様の証拠金を信用銀行に信託保全できちんと管理をさせていることです。外為どっとコムFXOnline Japan外為オンラインの紹介ページにもあるように、信託保全に銀行名が記載されているFX会社を選びましょう。

安心できるFX会社を見つけた後に、扱っている通貨ペアやスプレッドの数値などを確認して、FXを始めるようにしたいです。