証拠金とは外貨購入の担保

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レバレッジで証拠金維持率は変わる

FXとは証拠金が担保になるので、取引する分だけの外貨を日本円で用意しなくても大丈夫です。レバレッジとは取引額の比率でも紹介したように、レバレッジを使えば、実際の価格以下で外貨を取引することができます。

例えば「1ドル=100円」のときに1万ドルを購入したら、100万円が必要になりますが、レバレッジが25倍のFX会社であれば、4万円でも購入することができます。

レバレッジ必要証拠金証拠金維持率
1倍100万円2,500%
2倍50万円1,250%
5倍20万円500%
10倍10万円250%
25倍4万円100%
100倍1万円25%

レバレッジ25倍を使うときは「レバレッジ25倍=証拠金は取引額の4%以上」でOKということです。1億円分の米ドルを買う場合でしたら、400万円をFX会社に担保として差し入れることになります。

つまり、証拠金とはFXでは外貨を買うのに必要な資金です。FX会社によっては「保証金」と呼ぶこともありますが、同じ意味です。証拠金は外貨を取得するために必要最低限の担保であることから「必要証拠金」と呼ばれることもあります。

必要証拠金は一般的には保持している外貨の4%以上とされているため、100万円分の外貨を売買するのであれば、ポジションに必要証拠金は4万円以上となります。

また、証拠金維持率とは「FX口座にある資産額÷必要証拠金×100」です。シンプルにパーセンテージで表すことで、現在のFX口座にある資産額と必要証拠金の割合を把握できます。

高レバレッジは余剰資金が増える

現在、日本資本のFX会社は2011年8月1日から施行されたレバレッジ規制の影響で、レバレッジが25倍までに制限されていますが、海外資本のFX会社や法人口座では50倍や100倍も一般的です。

この際、20倍や25倍のようにレバレッジを高くすると、必ずしも危険な状態ではないのですが、ハイリスクハイリターンの投資になりがちですので、初心者は1~5倍程度に抑えます。

例えば、FX会社の口座に200万円を入金したあとに、150万円分の外貨を購入したとします。余剰資金は「200万円-150万円=50万円」が残り、150万円分の外貨を150万円で購入したのでレバレッジは実質「1倍」です。

150万円分の外貨の必要証拠金は「150万円×4%=6万円」ですので、全資産と必要証拠金の割合を示す証拠金維持率は「200万円÷6万円=3,333%」となります。

最適な証拠金維持率については個人差がありますが、一般的には「500~1,000%以上が合格ライン」と言えるため、3,333%はかなり安心です。

ここで勘違いしやすいことは「200万円のうち10万円しか使いたくないから、レバレッジ5倍にしよう」といった考え方ですが、これはできません。

一般的にはレバレッジは自分で指定するのではなく、口座にある資金からFX会社が決めることが多いです。150万円分の外貨を購入するときに証拠金が150万円以上、仮に200万円もある場合はその200万円がまるまる証拠金になるのでレバレッジは実質1倍になります。

逆に証拠金が10万円ならレバレッジ5倍、2万円ならレバレッジ25倍と増えます。もし、レバレッジが10倍までしか使えないFX会社だとしたら、1,000万円分の外貨を購入するために少なくとも100万円の証拠金を預けなくてはいけません。

一方、レバレッジが25倍まで使えるFX会社なら、40万円の証拠金だけで購入できます。この40万円にあとから960万円を預けたとすると、レバレッジは実質1倍に下がるわけです。

つまり、証拠金が多いほどレバレッジが下がり、少ないほどレバレッジが上がります。レバレッジが高いFX会社は「1度に多くのポジションが持てる」とも言えます。

また、ハイレバレッジが危険な理由は、口座に1万円しかないのにレバレッジを100倍にして、100万円分の外貨を買うこといったです。余剰資金が0円では他に何もできなくなります。

さらに少しでも予想とは逆の方向に為替レートが動いた途端、レバレッジはそれ以上使えないために強制決済されたり、投資額以上の損をします。レバレッジを上手に使うことで、何回でも少ない証拠金で多くの外貨を取引できるようになりますので、初心者は3~5倍程度が適しています。



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